大阪 藤井香雲堂![]() |
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新製焼として磁器焼成技術を完成させ、磁祖と呼ばれております『加藤民吉』。
今では当たり前の様になった瀬戸の染付ですが、黎明期の陶工の努力と熱い想いが、
独自の様相と共に作品の魅力として詰まっているのです
加藤民吉 祥瑞向富士 平鉢
文化4(1807)~文政7(1824)年頃
幅23.9㎝×16.4㎝×高さ5.0㎝
加藤民吉 祥瑞向富士 小向付 5客
文化4(1807)~文政7(1824)年頃
(各)幅約13.0×9.5×高さ約3.0㎝


サイズ違いで同意匠となるこれらの作品は、瀬戸市美術館で近年連続開催された『瀬戸染付』の展観に於いて同手が紹介されました。
中国の祥瑞文様と富士山を併せた意匠のコラボレーションは当時としてはかなりモダンであったものです。
日本特有の美意識は職人であることを超えてアーティストであったといえましょう。
永楽得全 乾山写黒 茶碗
惺斎 箱
大正4(1915)年頃
幅10.3×高さ9.2×高台径5.2㎝
即全極め


浪越焼 扇面形雲鶴模様 香合
惺斎好み
大正時代
幅7.7×高さ1.8㎝

