前田壽仙堂 |
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代表 前田 博 |
豊楽焼 緑釉金彩俵茶碗
径 約12.0×高さ 約7.4cm
「豊樂」印 共箱
Revive一樂會 ――甦る郷土美術の祭典――
大正12年（1923）6月、愛知県商品陳列館において、地元の古陶磁をテーマにした展観の第一回が行われました。１００周年の節目だった昨年の名美アートフェアでは、第一回の展示テーマに即した品物を展示しましたが、今年も引き続いて「第2回・一樂會」のテーマに合わせた品物を展示いたします。以下、第2回・一樂會の緒言を引用いたします。
曩(さき)に本會第一次の陶器陳列會を開きしに大に世上同好者の稱賛(しょうさん)を博し次回の開會を望まるゝや切なり 茲(ここ)に第二次の陳列會を開催し樂焼に關(かん)する物を主として其他に及ぼせり …【 中略 】… 出品の點數實に貳百五拾餘品の多きに上れり之に依りて啻(ただ)に鑒賞(かんしょう)の樂を得たるのみならず彼此相比較して研究の益を得たる事寔(まこと)に鮮少にあらず 出品目録成るに方り一言を題して出品者諸君の厚意を感謝し本會の徒爾(とじ)に屬せざることを喜ぶと云爾
大正癸亥晩秋
一 樂 會
萩山焼
赤楽芋頭水指
径約18.0×高さ15.0cm（器物のみ）
「萩山焼」長方印
酔雪焼
梅絵三日月香合
縦10.5×横7.0×高さ2.9cm
「酔雪」瓢印
笹島焼
赤楽耳付水指
直径19.4×高さ13.5cm（共蓋含む）
「笹島」印・共蓋
