前田壽仙堂
名古屋市中区栄3-25-37
052-241-1990
m.jusendou@gmail.com

前田壽仙堂

名古屋市中区栄3-25-37  
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戸山焼
祖母懐土肩衝茶入
銘「瀧の音」

径 約6.5×高さ 約7.2cm
八」丸印 知止斎箱、竹腰蓬月外箱


Revive一樂會 ――甦る郷土美術の祭典――
大正12年(1923)6月、愛知県商品陳列館において、地元の古陶磁をテーマにした展観の第1回が行われました。100周年の節目だった2023年の名美アートフェアより連続して、当時の一樂會で取り上げたテーマに合わせた品物を展示してきました。今年も引き続き、第3回のテーマに合わせた品物を展示いたします。
以下第3回一樂會誌の緒言を引用いたします。

本會は當初の告白を違えず、大正十三年五月十九日より廿二日まで三日間、愛知県商品陳列館に於て、第三次の陳列會を開催せり。今回は所有諸家を網羅し、尾張侯(光友・斉朝・斉荘・義宜)の四卿、高須侯義建、竹腰蓬月、御深井焼、戸山楽々園焼、(~中略~)等の作品を陳列せんとせしが(~中略~)同行の士の遠く大阪東京等より来館せらるゝあり。一回は一回より盛大なりしは真に望外の幸なりき、又出品に就きて観者の発明し裨益を得られたる。蓋し多々なるべく本會に向て感謝と同情とを寄せらるゝ。尠からず我等同志の衷心欣快を禁じ得ざるものあり。茲に會誌成るに方り一言を述べて喜を分つ云々爾
大正甲子夏

一 樂 會



御深井焼
三島手筒茶碗

口径6.8×高さ10.0cm
「深井製」丸印、「賞賜」楕円印

 



 

徳川斉荘
一行書「燕雀相賀」

(本紙)約129.0×29.0cm
(軸装)約203.0×35.0cm

 



徳川斉荘
一行書「燕雀相賀」


(本紙)約129.0×29.0cm
(軸装)約203.0×35.0cm