茶道具商ながさか![]() |
代表 永坂 正行 |

釘彫伊羅保茶碗
径14.7×高さ7.5㎝


腰を強く衝いた姿が格別に良い釘彫伊羅保茶碗。
細かい轆轤目や石ハゼ、口辺のべべら、割高台内の釘彫等見所も豊富。
釉はよく溶けて総体に赤味にあがっている。
伝 藤原為家筆 姫路切
森川如春庵箱
関戸家伝来
(昭和十年関戸家入札目録所載)
長さ150.0×横37.5㎝

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ゆうがおの女君
心あてに それかとぞ見る たそがれに
光そへたる 夕顔の花
「光」は光源氏を指す。「心あてに」はあて推量のこと。
きっとその花だろうと見当をつけています。たそがれ時の光を添えて輝く夕顔の花を。
源氏物語巻四 夕顔
一尾伊織共筒茶杓
銘 トモスリ
尾州徳川家伝来

一尾伊織は細川三斎に茶を学び、一尾流の祖となる。茶杓・花入造りの名人として知られる。尾張家二代徳川光友は伊織に茶を学ぶ。
トモスリは木の葉などが互いにすれあうこと。