野々村聴松軒![]() |
代表 野々村 成章 |

森川如春庵 手造
益田鈍翁 万歳文字 黒茶碗
径14.0×高さ8.3cm
益田鈍翁箱


如春庵手造の茶碗に、鈍翁が自筆で「万歳 九十叟(花押)」と白抜きされた茶碗です。
鈍翁が九十叟と記しているので、如春庵51歳の昭和13年(1938年)に出来たものと判ります。
了々斎在判
利写黒大棗
径7.4×高さ7.3㎝
同箱 惺斎外箱


利休形を写した黒の大棗です。箱書に「庚辰年元三(左)」とあるので、文政3年(1820年)の正月に書き付けられたことが判ります。
了々斎は、千家中興と呼ばれる如心斎が利休形茶器十二種を定めた事と軌を一にして、釜の形や口の大きさに応じて柄杓の寸法を定め、新しい時代の茶の湯の規矩を定めました。