小野静観堂![]() |
代表 小野 由孝 |

大橋翠石
仔猫之図
10号 (鑑定証書付)

大橋翠石 1865年(慶応元年) - 1945年(昭和20年)
岐阜県大垣市出身の日本画家で、「虎の翠石」と言われています。明治33年にパリ万国博覧会で優勝金牌を受賞し、続いてセントルイス万国博覧会、日英博覧会などの国際博覧会でも優勝金牌を受賞しました。
翠石は生涯にわたって猫も数多く描いています。翠石の動物画最大の特徴は毛描の技を駆使して描き分けられているところです。絹糸のような細さの描線の連なりは実物のような質感を思わせます。
初代清水温故(文政9~明治29)
宝瓶
径8.2×高5.3cm


温故焼(岐阜県大垣市)
中山道赤坂宿に生まれた平七(初代温故)は金生山の赤土と勝山の白土を素材として中国古陶の『朱泥』の味を再現し、釉薬を用いず素地の持ち味を生かし薄銀茶褐色の生地に金銀絵の具の色彩模様を描き、雅味豊かな作品を完成させます。1878年パリで開かれた万国博覧会に出品された温故焼は、その独特の芸風を高く評価され名誉賞を受賞
、ついで1893年シカゴアメリカ万国博覧会で銅賞を受賞し広く海外にも認められました。
河野大雅(文政9~明治37)
湯冷
径8.2×高3.6cm

