宇治屋 |
代表 野﨑 康生 |
伝 藤原行成筆
亀山切
平安時代
縦21.5×横15.0cm(本紙)
縦133.2×横44.0㎝(全体)

『古今和歌集』を書写した冊子本の断簡。丹波国亀山藩主の松平家に伝わったことから「亀山切」と呼ばれます。
現存する断簡はそれほど多くなく、品格の高い書が尊ばれています。
雲母を撒いた料紙に、繊細かつ流麗な連綿美で梅の歌が二首認められています。
呉州 有馬筆香合
明時代末
胴径3.4×高4.6.cm


竹と人物が描かれた小ぶりな箱型本体の上に豆人物の撮みがつけられた、何とも愛らしい意匠の型物香合。その豆人物を、有馬温泉土産の筆から飛び出す人形に見立てての名称です。
『型物香合一覧』の番付では西方二段二十位に位置し、古来より茶人間で喜ばれた香合です。